トロントのトリー市長が副市長を解任

(2017年10月13日号記事)


[Political and Economic]
トロント市のジョン・トリー市長が9月12日、同市副市長の1人、ビンセント・クリサンティ市議の副市長職を解任した。解任の理由は、同市議が2018年10月に行われる市長選挙で、トリー市長のライバルと目されるダグ・フォード前市議(故ロブ・フォード前トロント市長の実兄)を支持する意思を明らかにしたため。フォード前市議は9月8日、次期トロント市長選に出馬する意思を表明していた。トリー市長はクリサンティ市議がフォード前市議を支持することを公にした直後に声明を発表。「明らかに行政を後戻りさせる候補を支持すると公言した市議を、副市長職にとどめておくことはできない」として解任。後任にはルーキー市議のスティーブン・ホリデー氏を任命した。記者会見で「副市長が市長と対立する市長候補を支持してはいけないのか」と質問されたトリー市長は、「私のチームの一員として私が副市長が任命した人物がそういう行動に出るとは思いたくない」と答えた。