BC州議会 不信任決議可決で政権交代

(2017年7月14日号記事)


6月29日、BC州首相のクリスティ・クラーク党首が率いる自由党政権に対する不信任決議案が、野党の新民主党側から提案され、賛成44、反対42で可決された。賛成票を投じたのは新民主党の全議員41人と第2野党、緑の党の全議員3人。反対票を投じたのは自由党の全議員42人だった。この結果、16年と2か月間政権の座に就いていた自由党は野党に転落。決議が採決されるや否や、州議会は解散し、1週間前に任命されたばかりのスティーブ・トムソン州議会議長は辞職し、自由党の州議会議員に復帰。さらにクラーク前州首相はジュディス・ギチョンBC州副総督に議会解散を報告、同時に州首相辞職も願い出た。ギチョン副総督はジョン・ホーガン新民主党党首に組閣を命じ、同党首を第36代目のBC州首相に任命。新民主党の全議員41人と、緑の党の全議員3人を合わせると、多数党の最低人数44人に達するが、クラーク前州首相は「規則では与党から投票権のない州議会議長を選出しなければならず、与野党は43人対43人でこう着状態に陥る」と警告している。