先住民の相次ぐ自殺で非常事態宣言

(2016年4月15日号記事)


住民およそ2,000人から成るオンタリオ州北部ジェームズ湾近くの先住民地域アタワピスカットで自殺が相次ぎ、4月9日には1日で11人が自殺を試みたことが明らかになり、首長と議会により非常事態宣言が出された。この中には10歳の子どもも含まれていたという。発表によると、同地域では過去7か月間で10代から70代までの計100人以上が自殺を試みているという。専門家らはこれらは人口密度の増加、失業率の増加、薬物乱用などが原因とみている。ジャスティン・トルドー首相は「大変心を痛めている。全ての先住民の人々の生活を向上させるための努力を続ける」と語った。近隣の病院からは看護師とソーシャル・ワーカーが派遣されており、オンタリオ州政府と連邦政府では住民への更なる支援を約束している。