トランプ米大統領パリ協定離脱決定

(2017年6月16日号記事)


トランプ米大統領は、6月1日午後に地球温暖化対策の枠組み「パリ協定」から米国が離脱すると発表した。全世界規模で地球温暖化問題に取り組むために世界の190カ国以上が合意、147カ国・地域で締結している同協定は、世界第2位の温室効果ガス排出国、米国が離脱を表明したことで大きな転換を迫られることになった。トランプ大統領は「米国がパリ協定から離脱することによって米国経済を強め、米国の主権を再び取り戻す。私はパリ市民によって選ばれた代表ではなく、米国のピッツバーグ市民によって選ばれた代表だ」などと述べた。科学者らは「米国が離脱することにより、年間30億トンもの二酸化炭素が余計に排出され、地球の温暖化が加速、海面が上昇や異常な気象現象が世界各地で発生する危険性が高まる可能性がある」と警告している。