カナダがAIIB加盟を決定

(2016年9月16日号記事)


中国の北京を訪問中のカナダのジャスティン・トルドー首相が8月31日、中国の李克強首相と会談。その後トルドー首相は、2015年12月に中国主導で発足した国際開発金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)にカナダが加盟することを発表した。トルドー首相は、AIIBに加盟することによって、カナダの経済成長がグローバル規模で活性化されるとの見解を示した。この記者会見の中で、カナダがAIIBに対して実際にどの程度出資を行なうかについては発表されなかった。トルドー首相に同行していたカナダ政府のビル・モルノー財務相は、「AIIBは世界経済に重要な影響を与えると期待している。カナダ経済、ひいてはカナダの企業に利益をもたらすものと考えている」と語った。AIIBにはイギリス、フランス、ドイツ、イタリアが創設時から加盟を決めており、さらに今回、カナダが加盟の意思表明を行なったため、主要7か国(G7)で加盟を見送っているのは米国と日本だけとなった。AIIBの創設時は57か国のメンバーで構成されていたが、金立群AIIB総裁は「来年までに加盟国数が80を超える見込み」と語っている。