象用の精神安定剤を薬物として使用

(2016年9月16日号記事)


象などの大型動物に対し獣医が用いる精神安定剤「カーフェンタニル」が新しい薬物として流行していることが9月10日、アメリカの保健当局の報告で明らかとなった。このカーフェンタニルは、薬物として使用され問題になっている鎮痛剤「フェンタニル」の100倍以上の効力があるとされている。米オハイオ州で8月19日以降わずか6日の間にカーフェンタニルの過剰使用をした者が病院に搬送されたケースが174件あり、過去数週間内に少なくとも8人が死亡している。大量の過剰使用のケースが出たオハイオ州ハミルトン郡の保健局ティム・イングラム氏は、「カーフェンタニルは、ヘロインよりも4000倍強い効力があり、モルヒネよりも1万倍強い効力がある極めて危険な薬物」と警告している。