高速道路有料化案に州与野党間で攻防

(2016年12月16日号記事)


トロント市がドン・バレー・パークウェイ(DVP)とガーディナー・エクスプレスウェイの2本の主要高速道路の有料化案を検討していることに対して、オンタリオ州議会の第1野党、進歩保守党のパトリック・ブラウン党首が、12月6日、「もしオンタリオ州の自由党政権が主要高速道路の有料化を承認したら、州有権者の反感を買い、高い政治的代償を支払うだろう」と警告した。さらに同党首は「自由党政府は有料化案を拒否するべきだ。もし自由党政府にそれができないなら、2018年の州選挙で進歩保守党が勝利した際には、この案を廃案に追い込む」と述べた。ブラウン党首は、「自由党政府が道路・交通政策で不当な無駄遣いをしなければ、高速道路の有料化など必要ないこと」と主張している。これに対して、キャスリーン・ウィン州首相は「進歩保守党が政権に就いていた時は、各地方自治体を軽視していた。自由党政府はそのようなことはしない。トロント市が高速道路の有料化を提案してきたら、それを阻止するつもりはない」と反論した。