米国からカナダへの越境者が増加

(2017年2月17日号記事)


2月4日から5日にかけて、米ノースダコタ州からカナダのマニトバ州エマーソンに、難民22人が亡命した。カナダ連邦警察によると、今年1月1日から少なくとも61人の難民が同じように徒歩で越境し、エマーソンで保護されているという。多くの越境者がソマリアの出身で、これはトランプ米大統領の大統領令が米国への入国を一時的に禁止すると指定した中東・アフリカの7か国の1つである。越境者のうち半数以上が、トランプ大統領が大統領令に署名した1月27日以降に国境を目指して移動を始めたという。なお、大統領令に関しては2月3日、米ワシントン州連邦地裁が「大統領令一時差し止め」判決を出した。それに対して政権側は米連邦控訴裁に上訴したが9日、連邦控訴裁は「一時差し止めの維持」を決定している。