脳性麻痺の娘を殺害した母に終身刑

(2016年3月18日号記事)


2011年2月に脳性麻痺の障がいを抱える実の娘シナラさん(当時16)を殺害したとして起訴されていたシンディ・アリ被告の陪審裁が、3月6日、トロント市内のオンタリオ州裁判所で開かれた。アリ被告は無罪を主張していたが陪審は有罪の評決に達し、同被告には仮釈放申請の可能性なしの懲役には25年(終身刑)の量刑が言い渡された。アリ被告の弁護団は、「シナラさんは母親から十分な愛情を注がれていたが、家に強盗が侵入したためショックで卒倒し呼吸困難に陥った」などと主張していた。しかし検察は、「脳性麻痺のため歩くことも、話すことも、自分で食べることもできなかったシナラさんをアリ被告は枕で覆い窒息死させた。そして犯行を隠すために強盗が押し入ったなど偽りの陳述を行なっていた」と主張した。アリ被告の弁護団は「陪審評決には失望しており、上訴することを考えている」と語っている。