トロント動物園の労組がストに突入

(2017年5月19日号記事)


カナダ最大の動物園、トロント動物園の400人以上の職員が属するカナダ公務員労働組合が5月10日深夜からストを決行し、11日から動物園は一般に公開されなくなった。職員労組側は、動物園側との労使協定交渉で動物園側が歩み寄りを見せなかったため交渉が決裂、ストライキに突入したとしている。労組側は、最大の問題は雇用の保証としている。クリスティン・マッケンジー組合委員長は「我々がストを決行せざるを得なくなったのはまことに遺憾だが、動物園側が雇用の保証に関して前進することを拒否したため、他に選択肢がなかった」と述べている。しかし動物園側のスポークスウーマン、ジェニファー・トレイシーさんは「動物園側は組合に対して妥当な賃金アップと雇用の保証についての提案を行なったが、組合側が柔軟に対応ができず残念な結果となった」と反論。トレイシーさんは「組合員が職場放棄をしてもマネジメントスタッフで動物の世話をし、動物園の管理を続けることが可能」としている。