オンタリオに大規模なサイバーアタック

(2017年5月19日号記事)


世界的な規模で病院や企業、政府機関などを標的にしたサイバーアタックが拡大する中、5月14日に欧州刑事警察機構のロブ・ウェインライト長官が「サイバーアタックの被害が少なく見積もっても世界150か国で20万件以上に及んでいる」と明らかにした。今回のサイバーアタックは米マイクロソフト社のOS「Windows」を標的にしたもので、「ランサム(身代金)ウェア」と呼ばれるウイルスを使用。パソコンがこのウイルスに感染すると、盗んだデータを返して欲しければ仮想通貨ビットコイン300ドルを支払うように要求する内容の画面が現れるという。オンタリオ州オシャワ市の病院「レークリッジ・ヘルス・イン・オシャワ」でも5月12日、「世界的規模のサイバーアタックを受けた」と発表した。同病院のスポークスパーソンは、「幸いアンチウイルスシステムが有効に作動してウイルスを無効化できた。そのため当病院のネットワークに障害は発生していない。個人の情報が盗まれることはなかった」と語っている。