ケベック州で記録的な洪水被害

(2017年5月19日号記事)


5月上旬、急激な雪解けと記録的な大雨によりオタワ川の水かさが増し、ケベック州の各地で洪水被害が発生した。14日までに、3,900人以上が避難したと伝えられており、州内の121の地域、4,550棟以上で洪水被害が報告されている。この災害で1,650人以上のカナダ軍兵士が被害が大きい西部、中部ケベック州の各地とモントリオール市近郊などに派遣され、洪水のため立ち往生する州民らの救援活動に当たった。ケベック州政府公共安全局のエリック・オウド長官は「被害に遭った州民は精神的に疲弊しきっており、各地方自治体は救援物資などが底をついている状態だ」と語った。15日、ケベック州のフィリップ・クイヤール州首相は、200万ドルを被災者の生活保護と建物の補修などにあてる費用として支給すると発表しており、政府の資金支援プログラムを早急に向上させると述べている。