中国国内のカナダビザオフィスを倍増へ

(2016年8月19日号記事)


カナダ政府のジョン・マッカラム移民相が8月8と9日、中国の首都北京を訪れて同国の外務担当高官らと会談。中国でカナダへの入国ビザ申請を受け付けるカナダ政府機関を倍増する計画について話し合った。カナダは現在、中国国内の5都市にビザオフィスを設けているが、新たな計画では、成都(四川省)、南京(江蘇省)、武漢(湖北省)、済南(山東省)、瀋陽(遼寧省)にオフィスを置くことを提示。カナダ政府は、ビザオフィスを増やすことで、低迷状態が続いている中国からカナダへの旅行者、留学生、スキルワーカーの数を増やしたいと考えているという。2013年、カナダへの移住者数は中国が1位だったが、15年1月に当時の保守党政府がカナダ人では充当することができない職種の技能者などを外国から受け入れることを目的とした「エクスプレス・エントリー」を導入後、移住者受け入れに関する規則が厳しく適用されるようになった。今年5月末の移住者数ランキングで、中国はフィリピン、インド、英国、アイルランド、米国に次ぐ第6位になっている。