新照子氏が主催する初釜

(2018年2月9日)


1月14日に、トロントで茶道を広める裏千家教授の新照子氏の教室にて、1年の最初のお稽古である「初釜」が行なわれた。初釜は同日の午前と午後の2回に分けて行なわれ、新社中の生徒たちが揃って参加をした。参加者たちはこの日のために特別に用意されたおせち料理を堪能し、お盆の上に上品に美しく盛り付けされた料理の美味しさに舌鼓を打つ。おせち料理を味わったあとは、お菓子とともに薄茶をいただいた。この日に出された和菓子は「花びら餅」と呼ばれる、裏千家の初釜の席でいただくもの。やわらかい求肥の中に白餡と味噌とごぼうがはさまれている、お正月の伝統的な和菓子だ。また、2018年の今年は特別ゲストとして、伊藤恭子総領事が午前の部に参加する姿が見られた。伊藤恭子総領事は新春を思わせる晴れやかな着物姿で参加し、社中の生徒たちとの交流を楽しんでいた様子。毎年恒例の行事である初釜は、トロントにいながら日本のお正月を味わうことができる貴重な行事となっている。裏千家教授の新照子氏が主催する、心づくしの初釜に参加者たちは新年を祝う気持ちが満たされたことだろう。新社中の生徒たちも身がひきしまる思いで、これからの1年間またお稽古に励もうという気持ちを新たに確認した様子だった。
〈レポーター/吉田桃代〉


▲ 初釜を主催した新照子氏がもてなす


▲ 参加者達はおせち料理を味わった


▲ お点前を受ける伊藤恭子総領事







< 日系イベントレポート一覧へ
<日系カレンダーへ