世界で活躍する詩人、平出隆さんの文学講演会

(2016年11月4日)

 

日本の詩人で小説家、装幀家でもある平出隆さんの講演会「猫と胡桃のあいだに― 『本』の生命とはなにか」が、10月27日、ジャパンファウンデーション・トロントにて行なわれた。平出さんは今回、第37回トロント国際作家祭(IFOA)の招待作家として来加した。隣家の猫との出会いと別れを描いた小説『猫の客』は13か国の言語に翻訳され、世界的ベストセラーとなった。平出さんは、自身の詩人としてのスタートから小説執筆に至った経緯を語りつつ、『猫の客』執筆の際に影響を受けた日本文学について紹介した。また、作家自らの生活体験をつづる「私小説」という文学スタイルが持つ面白さや、詩との類似点について時にユーモアを交えつつ語った。会の終了後には、来場者らが持参した本を片手に平出さんに語りかける姿などが見られた。


▲平出隆さん


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