サントリーホールディングス株式会社
代表取締役社長新浪剛史さんによるプレゼンテーション

(2015年11月6日)

 

10月19日、カナダ・アジア太平洋基金によるディスカッションイベントが、金融街にあるMcMillan LLPオフィスにて行なわれた。この日は日本から招かれた新浪剛史サントリーホールディングス株式会社代表取締役社長による「Globalizing Suntory & Accelerating Japan’s Economy Recovery」と題したプレゼンテーションが、行なわれた。新浪剛史社長は、株式会社ローソン取締役会長から昨年10月、サントリーホールディングス株式会社代表取締役社長に就任。また、政府の経済財政諮問会議の民間議員を務めている。
© Asia Pacific Foundation of Canada
▲左から4番目が新浪剛史サントリーホールディングス株式会社代表取締役社長

プレゼンテーションでは、昨年、サントリーホールディングス株式会社が米ウイスキー大手のビーム社を買収した経緯から、グローバル化には北米のClarity(明快さ)と 日本のAmbiguity(曖昧さ)というコミュニケーションのギャップを埋めることが必須であると提言。たとえに、映画「ロスト・イン・トランスレーション」で同社ウイスキーのCM撮影のために日本を訪れたハリウッド俳優が、日本人のCMディレクターの曖昧な指示により困惑する場面を用いて説明した。また、日本経済が直面している国内少子高齢化の改善には、パートタイマーの税金、65歳以上の雇用、また、外国人の雇用について現行の規定を変更する必要があるとし、全体として日本の経済を立て直すには、大胆な改革が必要であると締めくくった。

会の最後には、同社ブランドを象徴するウイスキー「響」が出席者全員にふるまわれ、中山泰則在トロント総領事による乾杯の音頭で幕を閉じた。



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