元日系文化会館理事長
マーティン・ブレイク・コバヤシ氏に対する旭日双光章の授与

(2015年11月6日)

 

平成27年11月3日(日本時間)、日本国政府は、平成27年秋の外国人叙勲対象者89名の名簿を公表し、元日系文化会館理事長マーティン・ブレイク・コバヤシ氏を叙勲する事が決定した。日本文化紹介、日本とカナダとの友好親善及び日系社会の結束を固めた同氏の顕著な功績に対して旭日双光章が授与される。同日、岸田外務大臣はコバヤシ氏に対して祝辞を送った。勲章授与式は後日トロントにおいて行われる。

マーティン・コバヤシ氏は32年に亘り日系文化会館理事会メンバーとして同会館の運営に携わってきた。特に,日系文化会館理事長を務めた通算12年間には,日系コミュニティーの信頼を得て,同会館の活動に強いリーダーシップを発揮し,数々の文化イベントを組織することにより,日本文化の紹介に努め,日系コミュニティーの結束を固めることに多大な貢献を行った。平成21年に理事長職を退いた後も,今日に至るまで大変な熱意をもって日系社会のために精力的な活動を続けている。

1.日系文化会館理事長としての貢献
計12年間にわたり日系文化会館の最高責任者である理事長として,同会館の活動を実質的に指導し,日本文化紹介と日加間の文化交流,人的交流を通じて両国間の友好親善及び日系コミュニティーの結束強化に多大な貢献をしてきた。また,同人のきめ細かい準備や対応により,平成21年の天皇皇后両陛下の同会館ご訪問及び日系文化会館25周年の記念ガラ・ディナーは成功を収め,日系社会の団結力を一層強固なものにした。

2.日本文化の紹介及び普及に尽力
「トロント国際フェスティバル・キャラバン」において同人が組織した「東京パビリオン」は,日本文化紹介の拠点となった。「東京パビリオン」は一般カナダ人の対日理解と関心度を高める上で大変な効果を奏し,その成功によって日系文化会館の会員が増え,武道・文化授業の受講者が急増した。また,昭和56年に発足した「トロント諏訪太鼓」の代表役を務め,日本の伝統音楽の普及に尽力した。 

3.「日系カナダネットワーク」の組織に係る貢献
「日系カナダネットワーク(JCNO)」の委員長として,日系及び日本関連のさまざまなグループ間の意思疎通を図り,日系社会全体としての協力体制整備に貢献した。


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