今年で10周年を迎える芸術祭
Luminato Toronto Festival of Arts and Creativity
(2016年6月3日記事)

Hearn Generating Station(440 Unwin Ave.)

416-368-3100


Photos: Courtesy of PARTISANS and Norm Li

音楽、演劇、ビジュアルアートなど多彩なジャンルのイベントが行なわれる「ルミナト」が今年も開催される。同イベントは、無料のイベントを開くなど、多くの人が参加できるよう、「アクセシビリティ」を指針とし、クリエイティビティを祝う祭典として2007年に始まったフェスティバル。今年は、およそ40か国から11,000人のアーティストが参加し、6月10日(金)から26日(日)まで、パフォーマンスや展示を披露する。

10周年を迎える今年、例年と大きく異なるのは、オンタリオ湖に面する位置にある発電所跡ハーン・ジェネレーション・ステーションを会場にしていること。火力発電所として1980年代初頭まで使用されてきた同発電所は、20世紀のトロントの産業を支え、閉鎖後は、アーティストたちの創造力を掻き立てる場所としてアートイベントなどに使用されてきた。今年は、1,200席を有する屋内劇場をはじめ、敷地内の屋内外の空間を最大限に活用し、この地を巨大なコンテンポラリーアートギャラリーとして甦らせる。

アーティストの創造性による芸術作品は、ライブで鑑賞してこそ、体感できる感動があるはず。新たなインスピレーションを求めて出掛けよう。

information

期 間: 6月10日(金)~26日(日)
場 所:Hearn Generating Station(440 Unwin Ave.)
入場料:イベントにより異なる
連絡先:416-368-3100
サイト: luminatofestival.com

※イベントの開催日時等は予告なく変更される場合があります。お出かけ前に上記のウェブサイトなどでご確認ください。※スケジュールなどは5月30日現在のもので、チケットは売れ切れの場合があります。


Photo: George Pimentel


Photo: Jonathan Castellino


Photo: Courtesy of PARTISANS and Norm Li


Photo: Manuel Harlan

日時/
James I : 6月16日(木)・17日(金)20:00~22:30
6月18日(土)・19日(日)12:00~14:30
6月21日(火) 20:00~22:30
6月25日(土)・26日(日)12:00~14:30

James II :6月18日(土)・19日(日)16:00~18:30
6月22日(水)20:00~22:30
6月25日(土)・26日(日)16:00~18:30

JamesIII : 6月18日(土)、19日(日)、25日(土)、 26日(日)20:30~23:00

入場料/$39~


Photos: Tommy Ga-Ken Wan


Rufus Does Judy


Photo: Gus Powell

「オズの魔法使い」の子役でスターダムにのし上がったアメリカの歌手で女優の故・ジュディ・ガーランド。1961年に行なわれた彼女のカーネギーホールでの伝説的なコンサートをシンガー・ソングライターのルーファス・ウェインライトが、このルミナトで再現する。“Somewhere Over the Rainbow”、“Stormy Weather”、“Chicago”などを含む懐かしい名曲に酔い痴れよう。

日時/6月23日(木)・24日(金)20:00~22:45
入場料/大人$39~


Photo: Matthew Welch


Circa 1948


Image: Courtesy of TIFF and NFB

世界で一番住みやすい街に選ばれたこともある、自然と都市が共存する街、バンクーバー。ショートフィルム「Circa 1948」では、戦時中に廃墟となり、1949年に解体されたホテル・バンクーバー(現フェアモント・ホテル・バンクーバーの前身)と、1960年代後半まで板張りの集落地だったHogan’s Alleyを映し、急激な変化を強いられた街の歴史を伝える。

日時/6月10日(金)~26日(日)
入場料/無料


Unsound Toronto


Image: Redbox Design

ノイズミュージックやドローンメタル、テクノに加えて最先端のクラブ音楽までを網羅する音楽フェスティバルが実現。ユニークな会場ハーン・ジェネレーション・ステーションとサウンドのコラボレーションにより、これまでなかった新感覚の音楽フェスティバルを体験しよう。

日 時/6月10日(金)・11日(土)21:00~27:00
入場料/$25~


Photo: David Leyes

Monumental


Photo: Yannick Grandmont

バンクーバーのコンテンポラリーダンスカンパニー「The Holy Body Tatoo」とモントリール発のポストロックバンド「Godspeed You! Black Emperor」のコラボレーションパフォーマンス。9人のダンサーがポストロックに合わせて、パワフルなダンスを展開する。まるで光の彫刻を見るような軽快なパフォーマンスはいつまでも記憶に残るはず。

日時/6月14日(火)・15日(水) 20:00~21:15
入場料/$29~

Situation Rooms by Rimini Protokoll


Photos: Jörg Baumann ©Ruhrtriennale

アメリカ同時多発テロの首謀者と見られたオサマ・ビン・ラディン氏の殺害任務に成功したアメリカ政府による実在の映像に触発されて作られたアーティストチームRimini Protokollによるビデオインスタレーション。 iPadやiPhone、ヘッドフォンなどを利用して、仮想現実を体験しよう。

日 時/6月10日(金)~12日(日)、
    14日(火)~19日(日)、21日(火)~26日(日)
    ※時間は日により異なる
入場料/$20


Photos: Jörg Baumann ©Ruhrtriennale

L'Histoire du soldat


Photo: Courtesy of Toronto Symphony Orchestra

オーケストラと語り手、兵士、悪魔という3人の人物が登場する劇音楽として制作されたロシア人の作曲家、イーゴリ・ストラヴィンスキーによる「L'Histoire du soldat(兵士の物語)」。少人数編成のオーケストラでは、それぞれの音色が存分に堪能できる。トロント・シンフォニー・オーケストラによる演奏、そしてナレーションは、俳優のデレク・ボーイズが担当。

日時/6月18日(土)19:00~21:00
入場料/$29~


Beethoven: Symphony No.5 & An American in Paris


Photo: Courtesy of Toronto Symphony Orchestra

トロント・シンフォニー・オーケストラによるコンサート。演目は、演奏される回数、人気においてすべての交響曲において勝るものはないほど知名度の高いベートーヴェンの名曲「交響曲第5番」。そして、パリを舞台にアメリカ人の画家とフランス人との恋を描いた同名映画で使われたジョージ・ガーシュウィンの「An American in Paris」。世界有数のオーケストラによる名曲をぜひこの機会に。

日時/6月21日(火)18:30~19:30
入場料/$39~