カリブの海で、ダイビングにスノーケリングと、魚たちと一緒に遊ぼう!
南の島でバカンスを
(2011年2月17日記事)

寒い日が続けば、自然と「暖かいところに行きたい!」と思うもの。出かける前に防寒具を身につけるのもなんだかわずらわしい。そんな気分になったら、年間平均気温約2 5度、常夏のカリブの島々にちょっとダイビングでもしに行きませんか?

マングローブで縁取られた白砂の海浜がまぶしいカリブの島々。じつに世界の約3分の1の珊瑚礁がここにあるという。透明度の高さでは世界有数のコスメル、洞窟や遺跡、沈船など島によって異なるポイントが楽しめるバハマ、珊瑚礁が美しいケイマンの3つを今回はピックアップ。いずれもダイビングポイント多数で、地形を楽しむもよし、魚たちとの触れ合いを楽しむもよしのダイバーズパラダイスだ。もちろん1年中ダイビング可能!ハリケーンさえ避ければ、潜れないという日はない。どの島もバラクーダやサメなどの大物や島の固有種が高い遭遇率で見られ、ほかでは味わえないカリブの海の醍醐味がある。ベテランダイバーだけでなく、ライセンス不要の体験ダイビングやスノーケリングもあり、ビギナーでも安心して楽しめる。イルカやサメと泳げるツアーなども多数用意されているので、旅行代理店または現地のインフォメーションセンターやダイブショップをチェックするといい。
そのほか、パラシュートを背にモーターボートに引かれ、上空へ舞い上がるパラセイリングや水上バイクに乗って海面を滑るジェットスキーなどのマリンスポーツも多彩で、海の魅力をめいっぱい満喫できる。
一日中遊びたおして、海に沈む夕日に目をやれば、島のゆったりとした時の流れが心にしみる。カリビアンブルーの海と広い空に身をゆだねて、都会の喧騒や日々の雑事は忘れてしまおう。


Cozumel, Mexico
コスメル

PhotoⒸ tslane888 www.flickr.com

ユカタン半島の東に浮かぶ、カリブリゾートの中でも抜群の人気を誇るコスメル島。島の西側には世界屈指の透明度を誇るダイビングスポットが並び、美しい珊瑚礁の中で人なつっこい魚たちと触れ合うことができる。また、海底のキリスト像が有名なチャンカナブビーチには珍しいカリブ海の固有種が数多く生息している。30 ~ 40cmほどの巨大なエンゼル・フィッシュたちが所狭しと泳いでいる様子はただ息をのむばかり。マヤ人の残した遺跡が島中に点在し、エキゾチックな雰囲気を盛り上げている。陽気なカリビアンブルーの海で至福のひとときを!


【基本データ】 ■言語:スペイン語  ■時差:マイナス1 時間  ■通貨:ペソ、ドル
【トロントからのアクセス】 ピアソン国際空港からコスメル国際空港までエア・カナダやウエストジェット航空、サンウィング航空などの直行便あり。所要時間約4 時間30 分。その他ラスベガスやロサンゼルス、ダラスなどアメリカ経由の便もあり。


気分はトレジャーハンター
レック・ダイビング

海底に沈んだWreck「沈没船」に潜るレック・ダイビング。ここコスメルには、海中の機雷を排除するアメリカ海軍の掃海艇(そうかいてい)がその身を海底に横たえている。船のデッキに繁殖した珊瑚や貝を眺め、住み着いた魚群を追ってみて。ライトの光だけが頼りのほの暗い水の中、スリル満点の船内探検ができる。勇気ある者だけが見られる、物言わぬ沈船がくれる冒険とロマン!




The Bahamas
バハマ諸島

PhotoⒸ Joi www.flickr.com

ユフロリダ半島の東沖から南東にかけ連なる約700 の島々から構成されるバハマ諸島。人が住む島は30 ほどで、首都ナッソーのあるニュープロビデンス島にはイギリス植民地時代の名残を残すコロニアル風の建物が並ぶ。島の南西部にはのぞき込めば吸い込まれそうな、ドロップオフと呼ばれる急斜面やレック(沈没船)ポイントがあり、飽きのこないダイビングが楽しめるほか、マリンスポーツも盛んだ。


【基本データ】 ■言語:英語  ■時差:なし  ■通貨:バハマ・ドル
【トロントからのアクセス】 】ピアソン国際空港からナッソー国際空港までエア・カナダやウエストジェット航空などの直行便あり。所要時間約3 時間30 分。その他ニューヨークやアトランタ、マイアミなどアメリカ経由の便もあり。

バハマの観光資源
シ ャークフィーディング

大小の島々と、砂州やサンゴ礁が点在するバハマはサメにとって理想的な生活環境。マングローブの林で幼いサメがすくすく育ち、群れをなしては円を描いて泳ぐ。バハマにある20 か所ほどのダイビングリゾートでは、野生のサメが大接近のフリーダイブやフィーデイング(餌付け)が体験でき、「海の荒くれ者」というイメージとは異なる、どことなく愛嬌がある表情を見ることができる。イルカと出会えるダイビングポイントも!




Cayman Islands
ケイマン諸島

PhotoⒸ stock.xchng

ジャマイカから北西約500Km に位置するケイマン諸島は、グランドケイマン、ケイマンブラック、リトルケイマンの3 島からなる。16 世紀にはいわゆる「カリブの海賊」と呼ばれる難破船の船員や海賊の住処となった。現在はイギリス領の穏やかなリゾート地。古くからダイビングの名所として知られ、場所柄、アメリカ人ダイバーが数多く通う。早くから着手された保護政策により、美しい珊瑚礁を保つ絶好のダイビングエリア。


【基本データ】 ■言語:英語  ■時差:なし  ■通貨:ケイマン・アイランド・ドル
【トロントからのアクセス】 ピアソン国際空港からオーエン・ロバーツ国際空港までエア・カナダやウエストジェット航空の直行便あり。所要時間約4 時間。その他ニューヨークやアトランタ、マイアミなどアメリカ経由の便もあり。

グランドケイマン島名物
アカエイの餌付け

島の漁師たちが帰港前に捨てる、さばいた魚の内臓や骨を目当てに集まるようになったアメリカ・アカエイ。普段は海底の砂に隠れ、目だけを出して生活するエイも、ここスティングレイ・シティの海では自由に泳ぎまわっている。尻尾の毒針と、貝や甲殻類を簡単に噛み砕く強い顎には注意が必要だが、ここで出会えるエイは人間によく慣れておりとてもフレンドリー。一緒に泳いで、餌をあげよう。