砂漠に広がるマルチカルチャー
Las Vegas
ラスベガス(2011年09月02日記事)

Las Vegas, USA

ネバダ州ラスベガスは、アメリカ式の資本主義が娯楽という形で表現された巨大エンターテインメント都市。訪れる度に必ず新しい何かが体験でき、変わり続ける。ラスベガスは、時を遡ること1931年、当時の州知事フレッド・バルザーがカジノ合法化案に調印したのを機に、カジノ産業地への一途を辿った。そして、第2次大戦後間もなく「バグジー」ことベンジャミン・シーゲルがホテル、ザ・フラミンゴを建設、これがこの地におけるラグジュアリーホテルの先駆けとなり、今日の華やかな街へと進化した。

贅は尽くしても、尽きない遊びの数々

ラスベガスの魅力は、もはやカジノやホテルだけに留まらない。友人とは勿論のこと、恋人や家族、誰と行ってもそれぞれのシチュエーションに合った自由自在な楽しみ方が可能だ。ショッピング施設の充実度は極めて高く、トップデザイナーの一流ブランド品からアウトレット、バーゲンに至るまで様々な店が一堂に会し、それぞれの予算に合った買い物が出来ることは間違いなし。
食の面でもA級、B級に限らず多種多様に何でも味わえるのが嬉しく、毎日何を食べようかと迷ってしまうほど。質の高いレストランの多さは、世界各地の有名シェフが呼ばれたり著名レストランが誘致されたことが理由だ。加えて、マスターソムリエの数が世界の都市の中で最も多いとなれば、これを機に一流グルメを選び抜かれたワインと共に味わってみたい。
そして、音楽やダンスなどのショーも種類豊富。無料のショーで最も人気なのがホテル・べラージオの噴水ショーだ。今ではすっかり観光の定番となり、音楽が変わるごとに姿を変え、夜にはライトアップで一層美しさを増すなど、行交う人の目を昼夜楽しませている。有料ショーで人気なのがモントリオールが生んだサーカス、シルク・ドゥ・ソレイユのショー。シルクは全部で7つの常設公演を手掛けているが、一番人気の「O(オー)」はリーマンショック後の不景気の中でも連日満席となった。
そして、今最も注目されているのが、今年12月開演予定のマイケル・ジャクソンのショーだろう。マイケルの音楽と歌をベースにしたこのイベントは、世界ツアーの一貫としてマンダレイベイ・ホテルを会場に開催され、2013年からは同ホテルが常設会場となる。
また、アウトドアでのアクティビティもラスベガスの醍醐味。60か所以上を擁する多彩なゴルフコースには、有名コースデザイナーやジャック・ニクラウスといった著名ゴルファーの設計によるものを含む。美しく洗練されたコースではプレイ以上の楽しみが満喫できるだろう。そして、エクスカージョンで足を運びたいのが、南東56キロに位置するフーバーダム。
1935年完成当時、世界工学技術の驚異と称された歴史的建造物だ。隣接するのはコロラド川を堰き止めて誕生したミード湖で、砂漠に浮かぶこのオアシスは、北米最大の人造湖だ。眩くゴージャスな都市空間に疲れを感じたら是非とも足を伸ばしたい。

〈文/小野寺 こまち〉

写真提供:Las Vegas News Bureau



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ラスベガス観光局(日本語)
www.visitlasvegas.jp
 
 
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