多面的な魅力を持つリゾート地
Cancun, Mexico
カンクン(メキシコ合衆国)(2011年11月04日記事)

Cancun, Mexico

トロントからカンクンは空路で4時間、米国中部時間のタイムゾーンに位置することから時差は1時間。カナダから短時間で訪れることが出来るため、絶好の避寒地として多くのカナディアンがバケーションに押し寄せる、人気リゾート地である。地理的に米国と非常に近いことから観光客も米国人が中心、ホテルエリアでは英語も通じる。

全ての需要を満たしてくれる充実したリゾート地

高台に聳える白亜の城は、この街の時代の変遷を見届けてきた。ケルト人の開拓からローマの城塞都市に発展し、モラヴィア王国の中心地からハンガリー王国の首都、そして、冷戦後は独70年代に政府主導で開発されたカンクンは、メキシコでも主要な観光地だ。南東部とカリブ海沿岸のユカタン半島の先端部分は温帯に位置することから年間平均気温は26度。降り注ぐ陽 光、どこまでもターコイズブルーの美しい海、眩しい白砂のビーチ。どれもリゾート地には欠かせない要素だが、カンクンの場合はそれらを全て満たした上でかつ、豊富なアクティビティを揃えている点が大きな魅力だ。アクティブに過ごしたいならウインドサーフィンや水上スキー、ウェイクボードにジェットスキー、ダイビング、シュノーケリング、パラセイリングはもちろんのこと、クルーズやフィッシングなども楽しめる。また、ゴルフや乗馬、闘牛などのアクティビティも揃っている。ゆっくりとホテルで過ごしたいならオールインクルーシブ型のホテルがお勧め。ドリンクや食事の代金を気にせず、部屋やプールサイドでゆっくりと読書や音楽を楽しむのもいいだろう。また、各ホテルでは趣向を凝らした日替わりショーやライブ演奏が行なわれ、ホテルの中にいるだけでも十分に楽しめる。

気軽に訪れるマヤ遺跡

その他、カンクンはトゥルムやチチェン・イッツァ、コバなどのマヤ遺跡からも近く、バスツアーなどで気軽にそれらの場所を訪れることも可能だ。正確な太陽暦とゼロの概念を持っていたという高度な文明ながら、忽然と歴史上から消えてしまったマヤ文明。巨大なピラミッドを見上げながら多くの謎が残るマヤの古代文明に思いを馳せ、当時の生活をあれこれと想像してみるのも楽しい。

小さいながらも魅力溢れるイスラ・ムヘーレス島

マヤ遺跡の知名度には劣るが、お勧めスポットとしてイスラ・ムヘーレス島を紹介したい。カンクンから船で僅か20~ 40分のこの島は、全長8キロ、幅2キロ程なのでバイクや自転車、そして免許不要のゴルフカートをレンタルしての島内観光が可能。ここで最もお勧めしたいのがイルカと一緒に泳ぐドルフィンスイミングだ。イルカと直に触れ合う体験は心が開放されるようで癒される。また、この界隈はサンゴ礁の美しさとトロピカルフィッシュが多くみられることでも有名で、シュノーケリングやダイビングに最適の場所と言われている。一方、島の小さなダウンタウン ではローカル色の強い土産物を手にすることが出来る。このダウンタウンはホテルエリアと違い、カリブの香り漂う色彩豊かでトロピカルな雰囲気の街並み。メキシコのリゾート地に来た気持ちを自然と高めてくれるだろう。カンクンが位置するユカタン半島は、秋がハリケーンシーズン。先日もハリケーン・リナの被害を受けたばかりだが、12月から4月までは乾季に入る。ホリデーシーズンに是非、足を伸ばしてみたい場所だ。

〈文/児玉 清隆〉



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