手つかずの大自然に触れる旅
Newfoundland Island
ニューファンドランド島(2010年06月04日記事)

Newfoundland Island

ニューファンドランド島は、カナダ領土の東の果てにある国内で4番目に大きな島だ。この島を含む州は1949年、カナダ連邦にニューファンドランド州として加入したが、2001年に現在の「ニューファンドランド&ラブラドール州」に改称されている。
漁業が盛んで、自然のパワーに満ち溢れたこの最果ての地。一度は足を踏み入れてみたい。

カナダなのにアイルランド?

ニューファンドランド&ラブラドール州の州都はセント・ジョンズ。坂が多く、蛇行した道が連なるこの港町を彩るのがパステルカラーの建物だ。これは、漁師たちが海から戻ってきた時に、遠くからでも簡単に自分の家を識別できるように色を塗ったのが始まりだという。また、この島にはアイルランドからの移民が多いことからか町の雰囲気はアイルランドそっくりで、通りにはアイリッシュパブも点在する。アイルランド独特の軽快な音楽に耳を傾けながら、新鮮なタラを使ったフィッシュ&チップスとコクのあるビールで乾杯。地元の気さくな漁師たちと長い夜を語り明かそう。

ネイチャーウォッチングの数々

ニューファンドランド島には自然の宝物がたくさんある。まずは、かの有名な豪華客船タイタニック号がぶつかったというアイスバーグ(氷山)。氷山とは、北極やグリーンランドの氷河が崩れ、ニューファンドランド島沖に流れてくる巨大な氷のかけらで、エメラルドグリーンに近い美しい色をしている。形もそれぞれ異なり天然のオブジェといったところだ。氷山ウォッチングを楽しむのなら、お勧めはツイリンゲートやセント・アンソニーからのクルーズ。シーズン初めの6月なら、セント・ジョンズの近くでも見ることができる。ただし、氷山が見られるシーズンは7月上旬まで。それ以降は暑さで溶けてしまうからだ。



また、今の季節はクジラたちが好物のししゃもを追ってこの海域にやってくる。潮を吹き、まるで挨拶をしているかのようにしっぽを見せるクジラたちの迫力あるショーをとくとご覧あれ!ウィットレス・ベイ環境保護地区でのホエールウォッチングでは海鳥のパフィンの群れも見ることができ、二度おいしい。6月中旬から10月初旬までがお勧めの時期だ。



そして、カツオドリ(ガネット)を見るなら、ケープ・セント・メリーズへ。北米最大の生息地というだけあって、その様子はまさに圧巻。有名なグロスモーン国立公園では、カリブー、シカ、クマなどの野性動物に出会うことができるかもしれない。



このニューファンドランド島、とても広いが、実は交通の便はあまり良くない。しかしその分、素晴らしい自然がありのまま、大切に守られている。レンタカーで島を巡れば、自然の偉大さや厳しさを存分に肌で感じることができるだろう。



写真提供:Newfoundland and Labrador Tourism



More Info

●州内のバス
DRL Coach Lines tel:1-888-263-1854
●フェリー
Marine Atlantic tel:1-800-341-7981


●ニューファンドランド&ラブラドール州 政府観光局
www.newfoundlandandlabrador.com
●セント・ジョンズ公式サイト
www.stjohns.ca

 
 
Newfoundland Island

Newfoundland Island, NL